ホメオパシー

昔から肌に湿疹やらできものが出来る体質で、社会人になってからは手のひらが痒い症状が段々と悪くなり、ある皮膚科には漏脂性皮膚炎？だかなんとかといわれたり、またある医者からは掌セキノウホウ症だのといわれ、その度に目眩がしたり猛烈に眠くなるステロイドを処方されていた。ステロイドは悪い、と良く言われるが全くの悪でもない、という人も居て自分でも決めかねていたが、どう考えてもあんな強烈な目眩がするような薬を飲んでいい訳がないと思い立ち、３年前から石けんで髪も体も顔もすべて洗い、洗濯も石けん、食器洗いも石けんでと合成洗剤をことごとく廃止してきた。歯磨き粉も重曹で手作り、化粧もやめてコーンスターチをはたくだけ（でもこれだとあまりにも素顔なので、最近天然の鉱物素材を販売してる所から買って、多少色づけをしようと思っているが）の生活に。食べ物も前から健康的なもを食べてはいたが、乳製品は良くないと聞いたので牛乳をやめて豆乳に、等々完璧な除去生活は出来ないので（意志が弱いので）できる限り努力をしてきた。だが後もう一押し欲しいので、１０月の末に初めてホメオパシーに行ってみたのだった。今日が２回目のセッション。
一回目の時に、好転反応が出るのでびっくりしないでと何度も念を押されたのでかなりビビっていたのだが結局何も起きず。しいて言えば多少頭痛がしたり、汚い話黒い便が出たりしたのでそれを報告したが、うーむとホメオパスの方は言ったまま、思ったのと違うという顔がありあり。そしておもむろに「今日は測定器を使います」と言われ、頭、手首、足首に変なハーネスをつけられた。なんか騙されてる？と思わないでもなかったが大人しく従う。２分間しゃべるなと言われじっと我慢。そして結果は・・・
「カブのレメディを機械は勧めてます。」あ、そうですか。「トラウマ年齢（トラウマを受けた年齢がなんとこの機械は分かるそうだ）があなたはありませんね。普通２個か３個出るんですけど・・・」あ、そ、そうなんですか。「Inner Blastodermic layerがダメージを受けています」・・・は？？？なんですか？どうやらホメオパスもそれが何を意味するか知らないようで、私になんだか知ってますか？と聞いてきた。知る訳ないじゃんけ。家でgoogleしたけどなんかの細胞の膜だかなんだかで、なんで機械がそんなの分かる？？？Dr.ハウスだってわからんよ、バイオプシーしなくちゃ。
なんだかんだと言われて今日のセッションは終了。１万７千円・・・。なんか、なんか、うーむ。どうなんだろうか、これって。取りあえず仕方ないので払って、５週間分のレメディを消化してみるけど、これで何もおこらなかったらなんかどうなんでしょうかね。ちょっと考えさせてくださいって感じだった。
自転車で初台までえさほっさと行ったけど、今日は天気も最高だし気持ちが良かった。しかし休日の新宿は人がいっぱいで自転車乗るのも大変だった。歩行者っていかに周りを見ないでいきなり方向転換するのか身にしみた。当然四方をチェックしてから方向転換すると思っているといきなり変な方向に曲がったりするので、危ない危ない。自分も歩いてるとああなのかしら、と考えさせられた。
さて、今日買ったレメディを飲んで寝ますか。効くといいけどねぇ。ホメオパシーの考え方自体は信じるけど、なんかあの測定器なるものはどうなんでしょうね。