イギリス旅行記 12月28日

この旅行の最大のメインイベントの日がついにやって来た。今日はロンドンのブラウンズホテルでアフタヌーンティーの後、コヴェントガーデンでロイヤルのくるみを見る日。あぁ、夢にまで見たロイヤルバレエを本劇場でみれるのね。と朝から興奮していた。11時頃ミルトンキーンズを出発。取りあえず妹さんの家に車を置いて地下鉄でレスタースクエアへ。フラフラとあるきながらメイフェアにあるブラウンズへ。期待が高まる中、最大のミスに気がつく。カメラ忘れた・・・。彼的には写真を撮るなんて恥ずかしいからラッキーって感じだったけど私はこのブログに載せられないと本当にがっかりした。
気を取り直して中へ。ここはホテルというよりも誰かのお家に招かれたみたいな落ち着いた感じのティールームで、とってもいい感じ。暖炉があったり、色々な種類の椅子があったりとキラキラした感じのリッツ等とはまた違ういい感じの雰囲気。(と彼は言っていた。私はリッツ行った事ないから分からん)
まずはお茶がくる。私はブラウンズブレンドティー。昨日のポンプルームではティーバッグだったけど、さすがにブラウンズはルースティーだった。そして三段トレーが!上にはマカロンやジンジャーブレッド、オレンジのヨーグルトムースケーキ等上品なケーキ類、真ん中はプチサイズのフルーツスコーンとプレーンスコーンがナプキンに包まれて暖かく、一番下はスモークサーモン、キュウリ、トマト&チーズ、卵そしてターキーとクランベリーの5種類のサンドイッチ。白パンとキャラウェイシード入りのブラウンブレッドの組み合わせでどれもしっとり美味しかった。そして驚いたのが皿が空くか空かないうちに(実際1つ残っていた)さっと皿を抜いたかと思うと、新しいサンドイッチの皿をトレーに置くではないか。食べ放題!前から聞いていたけど本当だとしばし感動。結局二人で三皿食べちゃった。スコーンはケーキみたいな食感だったので、私的にはもう少し粉っぽい感じが良かったけど外がサクサク中しっとりで美味しかった。クリームはもちろんクロテッド。ケーキは上段の他にトローリーで運んで来てくれるビッシュドノエルとクリスマスケーキもあった。お茶も違う種類をお代わりしたし、お腹がはち切れるほど食べたのだった。まぁ一人35ポンドもすればこれ位食べないとね。
そして6時前くらいに惜しみつつブラウンズを後にし、途中フォートナムアンドメイソンに寄り道しながら憧れの聖地ロイヤルオペラハウスへ。あぁ。もう胸がいっぱいだよぅ。クロークにコートを預けて中を探訪。もういちいち素敵でため息がでる。ここでダーシー・バッセルやマーゴ・フォンティーンが踊っていたのかと思うと感激で言葉もなく。

(わざわざ後日行って写真撮った。)

(パンフレットとポスターの表紙はなんと吉田都子さんだった。彼女のも見たかったな)
いよいよ開演。ロイヤル版のくるみは正直言ってあまり好きじゃないのだが(クララと金平糖の精が違うから主役の出番が2幕だけなので)大好きなアリーナ・コジョカルが金平糖を踊るので絶対見たかった。最初の幕には出てこないから早く2幕にならないかなと思っていたけど、昔ビデオで見たのと違って改訂したらしく、舞台装置や最初の出だしが色々変わっていて、とっても美しい演出。アリーナいないけど1幕もとっても素晴らしかった。バレエ好きって程でもない彼すら感動した!と言っていた。途中30分の休憩を挟み2幕へ。アリーナはカツラを被っていたのでちょっとねって思ったけど(このカツラも嫌いなんだよね。なんでロイヤルは被るんだろうか)とっても可愛らしくそして素晴らしい踊り。欲を言えば他の演目だったらもっと良かったのにと思わないでもないが、十分感動した。1つ1つの動きが正確だし、ほんと彼女好きだわ。次回はぜひとも眠りをみたい。
終わった後も目がハートで、劇場を後にするのが惜しかったが渋々外へ。お腹がちょっと減ったのでコヴェントガーデンのカフェでキッシュを食べた。あまり好きじゃないけど時間が時間だけにそれしかチョイスが無く。これが悪夢の始まり。その後腹痛に襲われ折角の夢の様な1日が腹痛で幕を閉じたのであった。閉店間際のキッシュは危険だった・・・。

コメント

人気の投稿