結婚って

今日ウエディングコーディネータから結婚の誓いの原稿が送られてきた。実際自分達が言う部分は彼作なのだが、それ以外のセレブラントが言う台詞部分も足した全パーツを活字で送ってもらったのだ。親の為に和訳してプリントしようと思って仕事もそっちのけで午前中訳して綺麗な紙にプリントしてみた。いやぁこんな事真顔で言うの恥ずかしいなぁって思いつつ一字一句読み進めてたらなんか非常に神妙な気持ちになってきた。結婚って好きとか一緒に居て楽しいとかがベースになくちゃダメだけど、ほんとそれだけじゃ足りない、この人を一生大事にします、みたいな決意が必要なビッグイベントだなと思った。特に人前式だから大して信じてもいない神に誓うよりも、わざわざタイくんだりまで来てくれた親や友達に誓う方が、重い。身が引き締まる思いだ。ロマンティックな愛だとかそんな気持ちよりも、よし、これから尚一層の努力が必要だな、頑張ろうって感じ。そういった意味で結婚式って大事だなと思った。ドレス着たいとかそういう意味でなくて、皆の前で宣言する事で自分にカツを入れると言う意味で。
一番ぐっと来たのが、手を象徴として愛情を語る部分で、（私の）その手は柔らかな愛情を持って子供を抱く手で、病の時は癒し、常に支え勇気付け、手放す時期が来たら離してあげる事を知っている手ですみたいなくだりを読んでたら泣けてきた。お母さんを思い。母って偉大だ。おかーさーん。
こういう気持ちになれただけでも結婚式する事にして良かったなと思ったのだった。
他の人達ってどういう誓いの言葉言うんだろうとグーグルしてみたら、自らすすんで家事に協力しますとか、結婚記念日や彼女の誕生日にはプレゼントを用意し、素敵なお店にも連れて行きます。･･･。女性の方も、美味しいと言ってもらえるようなお料理を作りますとか常に彼の疲れを癒してあげられる存在でいますとか。別にウーマンリブの思想家じゃないけど、ちょっとセクシズムが過ぎるのでは･･･。薄い。十人十色ですな。