気付く事

偉そうな事はいえる立場ではないけど、人間の生きる意味ってなんだろうか。やっぱり自分が無駄に生きてないなって思える瞬間が、たまにでもあるかないかじゃないだろうか。ただ同じ事の繰り返しで毎日過ごし、ある日気がついたら年老いて体も動かなくて後はお迎えを待つだけってなったら私の人生なんだったろうってきっと思うだろう。
日々物事に気付いて、自分はそれについてどう思うか考える事って重要だと思う。それによってより良い自分に成長できるから。
最近愚痴の回数が増えてるが、その点、あの方はそういった意味では気付くって事がないんだな、と分った。
注意をされたら普通、自分は注意されるべき事をしただろうか、するべき事はきちんと行っただろうかと省みるはず。そこで不当に注意されたら勿論反論すべきだろうが、あのお方の場合はそのプロセスを飛び越えて、注意されたというその事実に対して憤慨し、注意をした人へ報復を考えるんだなという事が今日分った。
これじゃ色々注意したり問題を提起しても進歩がない。上司や会社から注意を促してんのに無駄なんだなぁ。
結局きちんと仕事をしようがしまいが、なし崩し的にお咎めなしになるんだろうし、今までは不公平ずるい！って思ってたけど、今日気づいた。大局的に考えたら、可哀想だなって思えてきた。だって気付きがないんだもん。折角自分の行動を改めたらもっと素晴らしい実りある人生になるかもしれないのに、目を覚まさないから。別に仕事人間になれとか、会社第一に考えろなんて思ってもないし、私もプライベート第一だけど、大人として、社会人として給料貰ってる分はきちんと働くのが義務ってもんじゃないかしら。そしてやるべき事やれば、余暇をもっと楽しめるし、経験や技術を積んだら、将来他の事をした時にそれが役立つ事もあるかもしれないのに。
でも人それぞれだから、その人なりに楽しく素晴らしい人生を送ってるかもしれないから分らないけど、私は違う思考回路を持っていて良かったなと思って良しとする事にした。他人の心配や他人によって自分の精神状態に波を立てるのはよそう。
私もあらゆる事をもっと良く考えて日々新しい気付きを経験しようっと。子供を産んで何も教えられないような情けない親だけにはなるまい。