連休万歳そのニ

五日は昼ちょい前に家を出て天城のわさび田を見に。生憎の天気で山伏峠を通っていた時霧がすごくてちょっと怖かった。修善寺を過ぎ、わさび田につく。伊豆に何回も来てるがわさび田みたの初めてだ。清流に清々しい緑が一面に広がって何とも美しかった。

更に先に進んで浄蓮の滝を見に。

滝入口にあるわさびソフトを買ったら店のおばさんが、道の駅で売ってるのやこの辺りのわさびソフトは粉山葵だけどうちのは生山葵だから味も風味も違うよ～と言うので期待して食べて見たらあらおいしい。ちょっとツンとくるけどいい香りがフッとする美味しいソフトクリームだった。生わさびも買ったし今日の夜ご飯はわさび料理だな。
更に来るまで先に進む。わさびの里の道の駅（？）に車を置いて、踊り子歩道と言うハイキングコースを歩くことに。雨が降ってきて気分が多少くじけたけど、レインコート着てたし頑張って出発。
踊り子歩道･･･。ていうかこれって山登りじゃないの!誰も居ない山の中を進めど進めどどこにも着かない。後戻りもしたくないけど先に進んでもどこにも着かない。雨は降るし段々暗くなってくるし疲れてゼイゼイ言ってるしちょっとパニック寸前の所に道案内が。え?旧天城トンネルまでさっきの時点で後3.7キロって書いてあったのにここでは4.7キロって書いてある･･･。道を間違えたらしい。ンギャー!もう歩けない！無理！と爆発して夫にあたると「分った戻ろう戻ろう｣と言うので千日回峰の修行僧の様に猛ダッシュで下って言った。後ろから「足くじいたらどうにもならないからゆっくり歩け！」と叫ぶ夫を無視して暗くなるまでに人里に着かねばという一心で走る走る。良く転ばなかったな、私。やっとあぁここなら大丈夫って所まで来たのでペースを緩めた。夫が後ろから笑いながら来て「ヤギみたいに走ってた」だって。緊張感のたりん奴め。いのししに喰われたらどうする。リンゴを持っていたので二人でかじりながらゆっくり人里まで下っていった。こんなにリンゴが美味しいなんて知らなかった！奇跡の生還！
帰り道、修善寺のガソリンスタンドの人に山伏峠で帰ろうと思ってる･･･って言ったら後ずさりされて、「地元の人ですら暗いし霧が掛かってるのに通らない」とびっくりされた。聞いてよかった･･･。教えてもらった通り伊豆何とか道っていう有料道路で函南経由で帰りました。
夜は豚のグリルにわさびをのっけたものと、いろんな刺身の切り端を集めた安い刺身パックを使って山葵マヨネーズのカルパッチョを堪能。生山葵ってそんなに辛くなくていい匂いで美味しい～。色も綺麗な若草色で毒々しい粉山葵の緑と違って美しかった。しかし、今日は本当に怖かったのぅ。