国文科でござい

昨日は大学時代の友達とお気に入りのピジョンに行った。皆もこの街は懐かしいはず。青春の思い出。先週の土曜にアド街にこの店でたから入れないとまずいと思い予約をして行ったけどさすがテレビだね。いつもよりも忙しそうで、シェフ曰く日曜までランチもディナーも満席とのこと。お店にとってはいい事だけど体がもたなそう。一人で全部やってるから。でも楽しそうでもある。仕事が生きがいって感じだから羨ましくもあり。友達と話してるとあれやこれや大学時代の思い出がツルツル出てきて、面白い。心理学の教授がムッシュって人の事呼ぶとき言ってたよねとか、安愚楽鍋の教授の名前やら、平家物語の教授の授業は引き込まれたね、とか。懐かしい。でもあの時自分は何を考えて生きていたのか全く覚えていない。きっと何も考えないで毎日生きていたんだと思う。勿体無い!
この間実家で見つけた林芙美子の「めし」を久しぶりに読んでみたけど、最後が絶筆で尻切れトンボで終わってた事すら読んだはずなのに覚えていなかった。読まされている時と読みたくて読むのは違うという紛れもない事実。人間自分がやる気にならなきゃ何もならない証拠。しかし「めし」は面白かった。登場人物の気持ちが手に取るように分る気がした。そのついでに放浪記も読み直したが沁みる。色んな作家の中でも私は林芙美子が好きだなぁ。絵空事じゃない真に迫った強さがあって。
今日は桜桃忌だね・・・と国文科らしい話題もちりばめつつ、楽しい夜は更けたのであった。
そして帰宅後、私は最近夢中のはいからさんが通るを貪り読んだのであった。少尉・・・カッコいい・・・。青江冬星も素晴らしい・・・。鬼塚軍曹。なんか少女漫画の王道って感じで自分が紅緒になった気分で陶酔状態のまま寝たのだった。トキメクゥー。

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