期待大はずれ

今日は祖父の23回忌で白金のお寺でお経をあげてもらった後、コンラッドのゴードンラムゼイで会食だった。お経はいつも通りの感じで、でもなんだか昔よりも短くなった??って感じがして、母も手抜きかね?なんて言ってる位あっという間に終わった。

ゴードンはヘルズキッチンとかテレビ番組を良く見てたので、どんなお料理なのかとても興味があったのだが・・・。前菜はハムホックのなんとかプルーンソースというものと、カニの春巻きだった。これらはまぁ美味しかった。でもハムホックについていた「アーモンドサラダ」ってのが苦笑って位指でひとつまみつまんだチコリにスライスアーモンドが載ってるだけ。え?何これ?って位鼻くそみたいなサラダ。春巻きは食べなれてる日本人には別に珍しくもないが、ハーブ味の蟹肉が詰まってておいしかった。タラゴンか?でも皿の上のアレンジは普通な感じ。






で、メインはリブロースのロースト。これが・・・。生肉って位殆ど生に近い感じでしかもこれ、切った後放置したよね?って感じの切り口。生暖かい感じの上切り口が乾いていた。で、味も肉自体に味がない。ハーブバターがついていたけどそれにしても肉の味が全くしなくて、思わず塩こしょうくださいと頼んでかけたものの、肉自体の味がゼロなので美味しくない。(しつこい)ハーブバターもしつこくて、牛臭すぎておえってなったので、よけて食べた。チャコアメの肉の方が数千倍うまいって位がっかりした。かなりのボリュームがあったけど、肉好きな私ですら食べられなかった。おいしくなくて。


乾いた切り口が写真でもわかる。あり得ない〜

で、デザートも20人の大人数だから選べなくて皆チーズケーキベリーのせ。これも何って事ない普通のデザート。ひねりも何もない感じ。しかも!私にはブルーベリーが3粒しか載ってないのに母や夫のには6,7粒載ってた。むかつく。デザート位選ばせてくれよって思った。大した手間じゃないだろうに。



コーヒーもファミレスですか?って位まずいコーヒー。シルバーのポットに大量に淹れてあるのをざーっと注ぐ感じで薄いし香りもないしえーって感じ。隣の二人連れのテーブルを見ると、コーヒーポットはなんとあの粉をギュッと下に押さえて出す方式(あのポットの名前知らない)のやつ。アレってまずいよね・・・。細かい粉が出てくるし、どっかの場末のカフェじゃあるまいし。そんなんで1350円(確かメニューに載ってた)位一杯あたりチャージしていた。マックの100円コーヒーの方が美味しい位。マジで。

それから食前に飲み物を聞かれた時に自称ワイン通の母がワインは何がありますか?と聞くと、「赤ですか白ですか?」とまず聞かれ、何があるんですか?との質問に「フルーティーで軽めのとフルボディの重めとどちらが良いですか?」えっと〜ワインリストは??普通持って来ないか?で母が重めが好きなんですけどと言ったら分かりましたって言って去り、グラスで持って来た。えーハウスワインしかないの?びっくりだよ。昼はワインリスト出さないのか?おかしくないか?これは何ですか?と聞くとオーストラリアのシラーズです。え?どこのヴィニヤード?とにかく意味不明。

それに頼んだ物、普通ここに座ってる女性はジュース、この男性はビールとか覚えて持って来ないか?このレベルの店なら。普通に「ビールの方は?」って聞かれて客がはい、私ですと手を挙げさせられた。覚えてろヨーそんくらい。あと、ウェイトレスの一人の口調が何とかでーすみたいな、大学生のバイト?みたいな言い方で、驚いた。

ゴードン。テレビではあれこれと強気発言してるけどそりゃないぜーって内容だった。この内容でこの金額払うならニューヨークグリルに行きますって感じ。あそこの方が美味しいし、ビュッフェだし。期待しすぎたとかそんなレベルじゃない位びっくりした。近所のル・デッサンの方が数倍美味しくて数倍安い。どうなの、これ。

ま、久しぶりに親戚にも会ったし、虫君お披露目も出来たので楽しい一日だったけど、前から楽しみにしていただけにかなりがっかりだった。席もテーブル全部くっつけるのは無理にしても、せめて2個くらいはくっつけてくれれば良いのにポツポツと座らされて会食風ではなかったし。多少離れますって言われたけど多少っていうか普通にはなれてて、なんで数席だけでもくっつけてくれないのか分からなかった。また行く事はあるだろうか、いやなかろう。

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