憧れのティールーム

今回はどうしても田舎の街のティールームでアフタヌーンティーをしたかったので、行く前からデボンとコーンウォールを重点的にリサーチして2泊3日でミニ旅行を考えていたのに、義理家族からブーイングが出て行けず。そこでまた日帰りで行けそうな所を見つけようとあれこれ探していたらこのティールームに行き着いた。ここはUK No.1 2009に輝いたBradford on Avon という街にあるThe Bridge Tea Rooms。名前の通り橋のすぐ横にある1675年からある所。見るなりすごい古い!と分かる外観。

期待に胸が高鳴る。
中に入るとすごくこじんまりした感じで、昔の人はきっと背が低かったんだろうなという位なんだかミニサイズ。この日は渋滞がすごくて普通2時間半位で着くと聞いたのでその予定で出たら1時間も遅れてしまい、予約が1時だったのに2時に着いた。でもオーナー?の女性はとっても感じが良くて、渋滞小話に乗ってくれて席はちゃんと用意してあるからどうぞ!と快く通してくれた。真冬のクリスマス後だと言うのにお客で賑わっていた。
まずはメニュー。どうせフルアフタヌーンティーを頼む予定だったけどじっくり見る。

お茶やサンドイッチもそうだけど、アフタヌーンティーの種類も色々あった。でもやっぱりフルで。
まずはお茶。好きなのが選べるけど取りあえずミルクに合いそうなのでブレックファストを頼む。

ちゃんとルースティーだし味も濃くて美味しい。
そして待望の田舎風アフタヌーンティー登場

このスコーンの大きさ。今まではホテルのしか行った事がなかったので、このラフなケーキの切り方とか新鮮。2人前頼んだので全て2個ずつ載ってるのだが、ケーキの大きさが全然違う・・・。ま、それもご愛嬌。まずはハムサンドを食べてみた。すごい!何このハム!って位美味しい。日本のペラペラハムじゃなくて、肉!って感じの厚いハム。ハムしか挟んでないのにこんなに美味しいハムサンド食べた事ないよ。後は卵とクレスサンド、スモークサーモン。このサーモンも厚い感じでボリュームたっぷり。美味しい・・・
そしてスコーン。これは私のイメージでは外カリ、中フワだったのだけど、食べてみたらあらびっくり。ホロホロと崩れ落ちる位柔らかい。クロテッドクリームを塗ろうとすると崩れる位。で、夫にスコーンてこんな物だっけ?と言うとこれは最高だとの事。外がカリの方が良くない?と言うと、カリッとする様なものはドロップケーキでスコーンとは柔らかくあるべきだとの事。ふーん。好みなんだろうけど私は柔らかスコーンにびっくりだった。でも美味しい。ふんわりというかしっとりというか溶けてなくなる感じ。クロテッドクリームもジャムも余った位たっぷりくれたし、やっぱりホテルのアフタヌーンティーと全然違う。私はこっちが好み。
ケーキはというと、これは甘い。歯が痛くなりそうな甘さ。でも味はおいしい。レモンカードとホワイトチョコのケーキ、チョコケーキそしてプラムの甘煮が入ったバターケーキ。全部美味しかったけど残してしまった。お土産に17歳の甥っ子にレモンケーキを買って帰ったら彼曰く「完璧な甘さ」らしい。やっぱり日本人の甘さの感覚と違うのだね。
とにかく満足なアフタヌーンティーだった。
その後街を散策と思ったけど時刻はもう4時位。さ、寒い!しかもどの店も開いてない!何も無い!と言う事でまた3時間位かけて帰った。義理姉にたった一杯のcup of teaの為に6時間ドライブ・・・と呆れられたけど私はもう幸せこの上なかった。また行きたい。


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